生きるのがつらい毎日に、心が安心して帰る場所を   

福岡 心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー) 前田 ひとみ

ホッとすると怖い。。。

こんにちは。

 

 

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

 

 

 

年末年始の移ろい行く感も落ち着き、今年も明けて1週間が経ちましたね。

 

 

 

7日は七草ですね。

 

 

 

お正月に食べ過ぎた胃を休めるそうです。

 

 

 

気忙しかった心も、七草みたいに一息といきたいところですね!

 

 

わたしも、七草粥で胃を休め。。。るつもりではありましたが、

お粥では腹は満たされぬ。。。という胃からの欲求により、七草具だくさん雑炊に。

 

 

やや本末転倒気味ですが、結果的に胃も心も喜んだ七日正月でありました。

 

 

 

さて。

今日は、「ホッとすると怖い!」です。

 

 

 

安心してる時。

 

 

不安な時。

 

 

どちらも経験があると思いますが、自分ならどちらの時が

心地いいですか?

 

 

それはもう、大きな声で「安心!」と返ってくるんじゃないかと

思います。

 

 

人間は、もともと「快」の状態を求める生きものです。

 

 

 

不快な状況にずっといることはできません。

 

 

 

ドキドキして不安で落ち着かない、この状態は不快ですから、

ゆったりと落ち着いている快の状態を望みます。

 

 

 

それはとても当たり前のことで、自然なこと。

 

 

 

なのに、ホッと安心するのが怖いとは、 

 

 

 

 

これ如何に???

 

 

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ちょっとちょっとー、新年からフェイクニュースはやめてよー!!!

 

 

 

いえいえ、そうではないんです。

 

 

 

では、日常的にこんなことを感じることはありませんか?

 

 

 

◦悲しい時に何ともないように振る舞ったり、怒った時に笑うなど

その場に応じた感情表現ができない。

 

 

◦誰かのためには頑張れるが、自分のためには頑張れない。

 

 

◦心から休めない。

 

 

◦何かをやっていないと落ち着かない。

 

 

◦身体にいつも力が入っている。

 

 

◦人からの優しさや愛情が受け取れない。

 

 

 

 

 

 

 

このような不快な気持ちがある時、人は安心したいと思います。

 

 

 

心は、「安心したい」、「信じたい」、「つながりを感じたい」と

快を求めています。

 

 

 

ところが。。。です。

ところが、なんですよ。。。

 

 

さてさて、小さい頃のわたしで見てみましょう。

 

 

 

2歳ちょっとのひとみちゃんの場合です。

 

 

 

父と母との生活。

 

 

ひとりっ子ですので、さぞかし甘い蜜を吸って育ったのだろう、とも

言われますが、ひとり遊びが多く、家のスミが定位置。

 

 

それもそのはず、父と母は、ケンカの多い夫婦でした。

 

 

わりと激しめで、手が出る、叫ぶ、物が飛ぶ、など家の物が破壊される

こともしばしば。。。

 

 

2歳の子はそれが怖いので、最初はひっそりと息を潜めて

ケンカが終わるのを待ちます。

 

 

ガマンしてガマンして、ようやくケンカが終わります。

 

 

すると、ホッとします。

 

 

時には、ホッとして怖かった気持ちが緩んで

泣いてしまうことも

あります。

 

 

ケンカでご飯が散乱し、ホッとしてお腹が空いたことを思い出したりします。

 

 

すると!!!

 

 

安心したのも束の間、 

「アンタのせいで、子どもが泣いているじゃないか!」

という口実の下、収まりきれなかった感情がヒートアップして

第2ラウンドに突入したりするんですね。

 

 

「お腹空いた。。。」の一言で、

「この状況が分からないのか!」と、ホッとして発した言葉で

怒られたりするんですね。

 

 

 

 

この状況から、わたしが何を学ぶかというと。。。

 

 

そうです、

 

 

「絶対に安心してはいけない!!!」

 

 

 

 

という教訓のような思い込みです。

 

 

 

 

安心して気を緩めると、さらに怖いことが待っている。

と信じてしまうんですね。

 

 

 

 

安心したいのに、安心するのが怖くなってしまいます。

 

 

 

 

不安は怖いから安心したいのに、安心すると恐ろしいことが起こる

から安心できない。

 

 

この、どっちにもいけない状態をダブルバインドと言います。

 

 

 

この状態が続くとどうなると思いますか?

 

 

 

自分の気持ちを出すと、怒られたり、迷惑そうにされたり、

無視されたりする。

 

 

いつも身体と心が和らぐのが怖くて、いつも緊張させて

固める。

 

 

常に次の予測できない事態に備えておかないといけない。

 

 

ホッと一息、安心して心地いい状況なんて、とてもじゃないけど

耐えられなくなってしまいます。

 

 

 

安心しようとすると、無意識に不安を探すようになります。

 

 

 

いつも恐怖を自分で作り上げていきます。

 

 

 

 

 

そうやって、自分を守るようになるんですね。

 

 

 

なので、ホッとするのが怖い!

 

 

 

というマカフシギな状態が出来上がります。

 

 

 

 

だから、生きるのがつらくなる。

 

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今、この状態に心当たりがある方。

 

 

えー!!!

そんなつもりなかったけど、なんか常に安心できない。。。

それって、自分で不安を探してるのー!!!

そんなーーーーーーー!!!

そう思う方、いませんか?

 

 

まずは自分の怖かった気持ちをしっかりと

受け止めてあげること。

 

 

怖い経験をしたのは、子どもの自分が悪かったからではありません。

 

 

その不安を分かってくれる人がいなかっただけ。

 

 

怖いを感じても大丈夫だし、

 

 

安心を感じても大丈夫なんです。

 

 

 

そこをしっかりと扱っていくこと。

自分の中に育てていくこと。

 

 

 

子どもの心は、不快を感じることがあってもいいんです。

 

 

 

不快を経験しないことが大事じゃないんです。

 

 

 

色々なことを経験していく中で、

 

 

 

ひっくるめて、喜びや楽しさが不安や恐怖を上回っている

ということが大切なんです。

 

 

 

そうしないと、人間の心は成長しないんです。

 

 

 

だからこそ、いつからでも、どこからでも成長できるんですね。

 

 

 

 

共に安心して成長する1年にしましょう(≧▽≦)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

興味を持ったり、フォローしてもらえると最高です(*´▽`*)

 

 

小躍りしながら、そっとお腹に優しい体操をして喜びます♪

 

 

 

 

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