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福岡 心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー) 前田 ひとみ

現実逃避 〜妄想はメリットだらけ〜

こんにちは。

 

 

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。 

 

 

 

昨日のことなんですが、新幹線に乗っていた時に、お母さんと一緒に乗っていた3歳くらいの子が自分でペットボトルのフタを開けようとしていました。

 

 

 

まだ未開封のペットボトルだったので、フタもしっかり閉まっていてなかなか開けることができず、お母さんが手伝おうとしていました。

 

 

 

自分でやりたい気持ちが強かったその子は、自分で何度も何度も挑戦していました。

 

 

 

それでもどうしても開かないので、最後にはムキーーーーッ!!!と怒って前のテーブルにペットボトルを叩きつけてしまいました。

 

 

 

大人から見れば微笑ましい光景でもあるんですが、本人はどうしても気が収まらないようで、その後もしばらくペットボトルと格闘していました。

 

 

 

 

さてさて、大人のわたしたちはどうでしょうか?

 

うまくいかない

思うようにいかない

嫌な思いをする

 

そんなことがあると、もう何もかもが嫌になって投げ出したり、逃げ出したくなることってないでしょうか?

 

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今日はそのような時の心理、

「現実逃避 〜妄想はメリットだらけ〜」

というテーマで書いていきます。

 

 

 

あなたはこんな事はないでしょうか?

 

  • 人の顔色を伺ってしまう
  • いい人が止められない
  • 認められるために頑張るが、認められても受け取ることができない
  • 自分は空っぽな人間だと思う
  • 自分なりの解釈で物事を見ることが多い
  • 自分はここにいてはいけないと思う
  • できない自分に価値はないが、できてももっとが頑張らなければいけないと思ってしまう
  • 自分は無力だと思っている

 




自分の中にこのような感覚があると、嫌なことがあったり、上手くいかないことがあると現実から逃げたり、無理にポジティブになろうとしてしまう。。。

 

 

 

今起こっている現実を受け止めることができず、自分の頭の中に妄想を作り出し、そこへと逃げ込んでしまうんですね。

 

 



それって今まで自分の

苦しかったり
悲しかったり
辛かったことなどを、
安全に言葉にして話したり伝えたりすることができていないということです。

 

 



なので安心して自分のネガティブな感情を受け止めてもらうという経験もできていないんです。

 

 

 

<本当の問題は何か>

 

現実逃避をしてしまうことの問題は何だと思いますか?

 

 

 

現実逃避をしてしまうこと、妄想の世界に逃げ込んでしまうことが問題なのではありません。

 

 

 

自分という存在を、自分が感じられないこと。

これが問題なんです。

 

 

 

自分の感覚、感情を感じられない。

誰かの感覚、感情なら感じられる。

 

 

 

 

多くは、

自分自身の感覚や感情で生きられない。

親の感覚や感情で生きていないと死んでしまう。

という怖さがあるのではないでしょうか。

 

 

 

親という存在の責任を、全て負わされている。

 

 

 

 

だから、その重い責任から逃れたくて仕方がない。

 

 

 

 

そうなんです。

 

 

 

自分という存在を消していないと、生きていられないんです。

 



何か自分の思うようにいかなかったり、イヤなことに遭遇すると、この重さが何倍にもなって自分へとのしかかってきます。

 




その重さをひとりで抱えることができないから、何とか現実逃避して、妄想のポジティブな世界へと行きたくなるんです。

 

 

 

 

<どうして止めないのか>

親を背負うことがそんなに重く、苦しいのであればやめてしまえばいい。

 



逃げている現実に立ち向かう勇気を持てばいいんじゃないか!!!

 

 

 

自分で自らその責任を背負っているんだから!

 

 


確かにその通りなんです。

 

 


でも。。。

 




妄想しておくメリットがあるんですね。

 

 

 

 

 

妄想しておけば現実を見なくていいんです。

 

 




背負っている重さを愛情だと言い聞かせ、
現実を変えるためにもっと頑張れ!と自分にムチを打ち、
自分なんてダメなんだと自分を空っぽにしておくことで見なくていい現実があります。

 



自分という存在は、
親から愛されて、必要とされて家族の一員とされているのではなく、
役割や道具としての存在を認められていた

 

 



この現実を受け止めることが、
この絶望を味わってしまうことが、
あまりにも辛すぎるので自分を守るために

自分を誤魔化して妄想を膨らませるんですね。

 

 



<解決に向けて>


現実逃避をしたままだと、自分を守っているつもりが、常に逃げ場探しをしなくてはいけなくなります。

 



追い詰められないように、現実に気づいてしまわないように、事実から目を逸らし続けてしまいますよね。

 



ひとつの弱さで全てが崩れてしまうので、何事も起きないように、何も変化しないようにずっとずっと周りの世界を見張っていないといけなくなります。

 



この世の中で、変わらないものはありません。
それなのに、ずっと変わらないように抵抗し続けることだけに必死になります。

 

 


自分という存在が何なのか

自分は何のために生きているのか
自分は何をしたいのか
分からないまま、人生が終わってしまいます。

 

 



現実逃避を止められず、妄想の世界で生きている自分に気がついたら。。。



自分という存在を感じられていない現実

現実を受け止めると絶望していまう怖さ

この根本を見ていくことをオススメします。



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<モニター募集のお知らせ>

 

 

 

1月・2月のセッション募集日をアップしていますので、申し込みお待ちしております!!!

 

 

 2月は、大阪でも募集しまーす!!!

 

 

ご確認の上、下記よりお申し込みくださいね。

 

 

 

たくさんの失ったもので傷ついた心が回復していくよう、自分の精一杯でカウンセリング・心理セラピーをさせていただきます!!!

 

 

<1月、2月のセッション募集日>

 

1月31日(金) 10:00〜 / 14:00〜

2月1日(土)  10:00〜

2月2日(日)  10:00〜

2月10日(月) 大阪 10:00〜 / 14:00〜

2月14日(金) 10:00〜 / 14:00〜
2月22日(土) 10:00〜 / 14:00〜

2月28日(金) 10:00〜 / 14:00〜

 

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