ショックを受け入れられない!
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
新型コロナウイルス感染による肺炎で、志村けんさんがお亡くなりになりましたね。
驚きと共に、押し寄せてくる悲しさや喪失感。。。
心に痛みを感じた方も多かったと思います。
何より、近親者も遺体に対面できず、感染予防のため火葬されるまで会えないかもしれないというのは、本当につらいだろうと思います。
会えないままだからこそ、
こんなの信じられない。。。
また会えるんじゃないか。。。
きっと悪い夢なんだ。。。
と現実をショックで受け入れられないのではないかと思います。
けれど、これは当たり前の反応です。
ショックなことが起こった時に、すぐに受け入れることはなかなか難しいものです。
受け入れられなくて当然。
なのに受け入れられないんです。
受け入れたくないんです。
- 心が塞ぎ込んでいるのに、周りの人を励ましてみたり、
- その事が頭から離れなないのに、忙しくして忘れようとしてみたり、
- 自分の中に閉じこもっているのに、平気なフリをしたり、
- ものすごい衝撃を受けたのに、無かったことのように振る舞ったり、
- 悲しくてたまらないのに、何とかそこにプラスの意味を求めたり、
必死にそのショックから逃れようとする。
そんなことをしてしまうことはないですか???
その時、心の中で何が起こっているんでしょうか。
今日は「ショックを受け入れられない!」というテーマで書いていきます。
先ほども言いましたが、ショックな事が起こった時にすぐに受け入れられないのは当たり前の反応です。
人は予想もしないようなショックなことが起こった時には、まず自分の心を守ろうとします。
感情を切り、現実逃避をしようとします。
現実ではないと自分に言い聞かせることで、自分の心を守るんです。
こんな事は信じないと事実を否定し、何とか自分を保とうとするんです。
思いもよらない喪失と言うのは、今までの自分の世界を破壊します。
不安
恐怖
で心の中が埋め尽くされ、早く手をうたないとまた悪いことが起こってしまうと思ってしまい、焦って行動してしまったり、自分を見失なったりします。
怒りや後悔、
もっとできることがあったのに。。。
どうしてあんなことをしてしまったんだろう。。。
その思いを誰にもぶつけることができず、怒りを自分へとぶつけたりもします。
そうです。
これが当たり前なんです。
にも関わらず、
ただただ悲しむことができない。。。
自分が寂しいことを受け入れられない。。。
感じている痛みに目を向けられない。。。
どうしてだろう。。。
自分は冷たい人間なんだろうか。
周りが悲しんでいるのに、自分だけ何も感じない。
その出来事は心の中にあるのに、自分の心が全く動かない。
それに耐えきれず、
みんなは悲しんでいるけど、これは悲しいことなんかじゃない!
きっと、これからがもっと良くなるために起こったに違いない!
もっと、つらくて苦しい思いをしている人だっているんだから!
そう言い聞かせてみたりして、自分の感じている感情を必死に否定しようとするんです。
自分の受けたショックを他人事のように扱ってしまう時というのは、喪失体験を通して自分が自分自身をどのように思っているのかが露出している時でもあるんです。
<本当の問題は何か>
ここで出てきているのは、自己否定の問題なんです。
普段は
努力をしたり、
誰かや何かで埋めたり、
ポジティブに変換したり、
他に目を向けたり、、
誤魔化したり、
そうすることで感じなくしていた自分の中にある今までの
劣等感
無価値感
無力感
絶望
悲しみ
が、喪失体験をしたことで一気に押し寄せてきているんです。
なぜ、喪失体験を経験したら自己否定を感じてしまうんでしょうか???
人は、母親から生まれた時に初めての喪失を経験すると言われています。
その後も生きていく中で、色々な喪失体験を経験するのは当たり前のことです。
その時に支えてもらうどころか、
これくらい悲しくなんてない!
寂しいなんて言うんじゃない!
なんて大げさな!
すぐに弱音を吐いて!
もうそれ以上言わないで!
と自分の悲しみを否定され、拒絶され、なかったことにされてしまうと、子どもはショックを受けている自分がおかしくて、失った自分がダメなんだと思い込んでしまいます。
子どもの頃に感じた悲しみを表現してそれを受け止めてもらうという体験をしてきていないと、大人になってから経験する喪失体験を受け止められなくなるんです。
自分がダメで、価値がない人間だから失ってしまったのだと、喪失体験そのものが自分の無価値の証明のように思ってしまい、自分が壊れてしまいそうな耐えられない痛みを感じてしまいます。
なので痛みを感じることを何とか避けようと、こんなこと大したことなんかじゃないと自分に言い聞かせたり、周りの状況をコントロールしようとするんです。
ショックな事が起こった時にその現実を頑なに拒否して受け入れられないのは、価値のない自分を思い知ったり、受け入れることが怖いんです。
なので受け入れられない自分を責めながらも、受け入れないことで自分を必死に守っているんです。
<このまま続くとどうなるか?>
受け入れられない自分を否定しながら、本当の心で感じている自分の価値の無さから目を逸らさないと生きていけません。
受け入れきれずポジティブに変換し、
感じている無価値に耐えきれず自分に絶望し、
どうにもできない自分に無力感を感じ、
心が折れそうになるのを抑えながら、頑張り続けることをやめられなくなっていってしまいます。
ダメな自分を隠して、周りから見つからないように調整して、自分に起こるショックな出来事や悲しい喪失を、ずっと押し殺して逃げ続けないといけなくなります。
そして、自分が経験するありとあらゆるショックな体験、喪失体験をずっと否定しながら生きていかないといけなくなります。
<解決に向けて>
ショックな出来事や喪失体験、
それで失ってしまった自分の価値を感じることです。
悲しみ、怒り、苦しみ、むなしさ、痛み、
その全てを感じることです。
自分を受け入れられないなら、自分に起こる出来事も受け入れられないのは当然です。
自分を受け入れていくには、隠してきた自己否定も受け入れていく。
自分よりも他にもっと悲しんでいる人はたくさんいるんだからと、そうやって自分の本当の気持ちにフタをしなくていいんです。
自分よりもつらい思いをしている人がいることが、自分が悲しくない理由にはならないんです。
自分の悲しみを置いてけぼりにしない。
置いてけぼりのままの自分の本音を見ていくことで、ショックを受け入れられない自分を受け入れていけるようになっていきますよ。
最近は特に、先が見えなかったり、ショックなことが起こったり、受け入れられないような出来事も多い日々ですよね。
そういう時こそ、
自分の本音を確認したり
周りの人と分かち合ったり
そういう時間を大事に取りたいですね。
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そんな、ひとりではできないことを仲間と共に見つめ、受け止めていくことで自分をたくさん知っていく、ぬくもりのコースです。
もちろん楽しいことばかりではないけれど、だからこそひとりじゃないと感じることができる
この基礎コース。
自分の中にある、
つらさ
悲しみ
痛み
苦しみ
怒り
怖さ
共に助け合って感じていく空間がここにあります。
正解が欲しい!!!
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
クーイズ、クイズ♪
なーんのクイズー???
こんなフレーズで、子どもたちと時折クイズやなぞなぞをして遊んだりするんですが、ここ数年、増えたなーと思う返答があるんです。
「わからーん!」
「こたえ、なにー???」
「こたえ、おしえてー!!」
という、すぐに答えを知りたがる子どもたちの姿なんです。
正解、不正解よりも、その過程を楽しむクイズやなぞなぞなんですが、すぐに正しい答えが欲しくなってしまう
さて、今日はそのように過程よりもすぐに答えが欲しくなる心理、
「正解が欲しい!!!」
というテーマで書いていきます。
あなたは、こんなことはないですか?
- いつも自分の存在が不確かに感じる
- 自分の意見がない
- 自分のことを考えられない
- イヤだけど強い人に従ってしまう
- かわいそうな人を放っておけない
- 誰かに従っていれば安心
- いつも正しさを求めている
これって言わば、いつも心が不安で不安定で仕方がない状態です。
不安で不安定だから、いつも自分は間違っている存在のような気がしてしまいます。
間違っているからこそ、正しいちゃんとした答えが欲しいし、安心したいんです。
大人であれば、自分の頭で考えずにすぐにネットで調べたり、SNSからの情報をそのまま信じてしまったりします。
誰かからの正しい答え、が欲しくてたまらないんです。
<本当の問題は何か?>
このすぐに答えが欲しい心理、潜んでいるのは共依存の問題があります。
共に依存ですから、どちらか一方だけでなく支配する側もされる側も、依存する側もされる側も、両方にとってプラスの関係です。
そして、どちらも自分を生きられない関係です。
孤独になるのが怖くて、自立するのをお互いに避けています。
そうやって誰かに従って生きていると、
愛してもらえたり
見てもらえたり
居場所があったり
衣食住の保証があったり
お金に困らなかったり
ひとときの安心感が得られるんです。
常にダメで間違っている存在の自分が、誰かに従って自分を表現しなければ安心という保証がもらえるんです。
なので、自分ではなく誰かのために生きています。
目の前の大切な人に、自分を大切にしてもらうために、自分を消していきます。
自分を消しながら、相手を、気持ちを、状況を汲み取っていくんです。
だから、相手にとっての正解がほしいんです。
相手の望んでいるものが分からないことが怖くてたまらないんです。
自分で考えなければ、相手を喜ばせることができて、自分はダメなんだという無価値感も感じなくていいんです。
自分の人生は自分のためのものではなく、ガマンすることで成り立つし、自分を消すことで相手を生かしていることが、根っこの問題なんです。
<このままだとどうなるか?>
答えを求め、正解を求め、正しさを求め、ずっと誰かの期待に添える自分であろうとしてしまいます。
これって、ずっとやり続けることができると思いますか???
自分という存在はあるのに、ずっと24時間誰かのために生き続ける努力をしないといけないなんて、ゾッとしませんか???
いつも誰かから認めてもらえないと安心できず、自分のやりたいこともやれず、言いたいことも言えず、頑張ることで誰かにここに居てもいいよ、とひとときの安心をもらい続けないと生きていけなくなってしまうんです。。。
<解決に向けて>
まずは、正解がないと、答えを教えてもらわないと不安でたまらない自分に気がついてみませんか。
そして、不安だしイヤなんだけど、今の状況で自分が安心してしまっていることにも気がついてみたらいいと思います。
正しい自分であれば、愛してもらえる。
そうやって、自分を生きることを放棄していないでしょうか???
自分に聞いてみてください。
本当に欲しいのは、答えですか???
欲しいのは答えではなく、本当は自分という存在に応えてもらった安心感ではないでしょうか。
その自分の根本の安心感を育てていくことで、この問題は解決へと向かっていきますよ。
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見放されるのが怖い!!!
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
卒業、卒園シーズンですね。
今年はコロナの影響で、式次第も変わったり時間を縮小したり、参列の人数制限があったりと例年とは少し変わった節目となったり、延期となって色々な思いを抱えた方もおられるかと思います。
学校や園側としても、この3学期の時期にもっと伝えたかった、関わりたかった、少しでも思い出を増やしてほしかった、等の思いも抱えたことと思います。
それ程までに、この節目という時期をわたし達は大切にしているんですよね。
4月になると別の環境になったりして、新たなスタートとなることを感じるからこそ、今の戻らないこの時を大切にしたいという気持ちは誰しも経験したことがある思いですよね。
ずっと今のままならいいのに、という気持ちと新しい門出を楽しみにする気持ちとが入り混じる、そんな時期ですね。
ですが、あまりにも
今のままでいること、
変化することへの不安、
自分の居場所がなくなる怖さ、
をあなたが感じているなら、それは「見捨てられ不安」が関係しているかもしれません。
今日は、そんな見捨てられ不安について
「見放されるのが怖い!!!」
というテーマで書いていきます。
あなたはこんなことはないですか???
- 自分の欲求を満たすことはワガママだと思う
- 自分の感じていることに自信が持てない
- いつも焦って慌ててしまう
- 間違ったり失敗してはいけないと思う
- 自分の言うことは軽く扱われると思う
- 人の期待に応えたいし、役に立ちたいと思う
これをしてしまうと、
自分だけ置いていかれる
自分の居場所がなくなる
自分は必要ない存在になる
と思って怖くてたまらなくなってしまう。。。
常に、
見放される
捨てられる
取り残される
放ったらかしにされる
という怖さがピッタリと自分について回っているんです。
これって、
そんなことはない!
わたしは愛される存在なんだから自分の思いを通していいんだ!
と、自分の価値を180度変えてステキな自分へと変身することが解決になるでしょうか???
いいえ。。。
残念ながら、無理に自分を変えようとしても、結果同じ場所に戻ってしまいます。
180度変えたところで、軸を回せば同じことなんですよね。。。
<本当の問題は何か?>
この見捨てられ不安は、自己重要感の問題があります。
子どもは常に、自分の存在の意味、自分の感じたこと、見たこと、聞いたことを親や大切な人に確認して安心したいんです。
ところが、親が子どもの感じた感情を否定したり、助けを求めた時に拒否されたり、無関心な態度を取られたりしてしまうと、
親と違う感じ方をする自分はどこかおかしな存在で、間違っているんだ、と思い込んでしまうんです。
これが自己否定になっていきます。
自分を否定し、自分は間違っている存在なので
親の欲求に応じて、自分を捨てるようになっていきます。
泣いている時に、そんなことくらいで泣くな!
怒っている時に、そんなに怒ることじゃない!
笑っている時に、何がそんなにおかしいんだ!
という体験の積み重ねで、自分を大切にするという感覚が分からなくなってしまうんです。
この体験こそが、見捨てられ体験なんです。
自分は常に見放され捨てられた存在だから、どうにかここに、家族という場所に置いてもらえるようにと人に注目することで自分を守ろうとするんです。
人に注目し、人の欲求を満たし、人の期待に応えないと自分はここには居られなくなる。。。
自分を愛してもらうために、自分の感情を切り捨てて、この見放される怖さを持つことで何とか人の役に立って居場所を得ようと頑張っているんです。
<このまま続くとどうなるか?>
この生き方を続けると、周りや人から認めてもらえるかどうかに常に意識を向けていないといけなくなります。
人が自分を受け入れてくれるかどうかが何よりも大切になります。
自分の本音を隠して人と付き合い、相手の要求を満たせない自分には価値がないと信じてしまいます。
必死に誰かに受け入れてもらえるよう、どんどん自分を失わせていきます。
自分という存在が、消えていってしまいます。。。
たとえ自分を受け入れてくれる相手が現れたとしても、それを信じることができないので、相手を常に試したり、疑うことが止められなくなり、結局それに疲れた相手が去っていくことを繰り返していきます。
そうまでして、絶対的な味方を探しているんです。
<解決に向けて>
悲しいかな、見捨てられ不安が強い時というのは、実は誰よりも自分を見捨てているのは自分自身だったりするんです。
自分の悲しみ
思うように愛されなかった絶望
心からの本音や欲求
これらの過去の傷や痛みを抱えている自分を、自分が見放しているんですね。
見放された自分から回復するには、自分への信頼が必要です。
信頼は、認めるチカラで大きく育っていきます。
自分の感情を認めてもらえると、自分にそれだけの価値があると思えるからです。
自分が自分を認めていけるよていけるようになると、周りからの承認をずっと求め続けなくてもよくなります。
見捨てられることが怖すぎたり、自分を見放している自分に気がついたら、否定された感情に目を向けていくことが解決へと繋がっていきますよ。
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絶望から回復する時に起こりやすいコト
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
今回は、普段お届けしているブログというよりは、自分の感じたことや体験を心理的にフラリと書いてみます。
「絶望から回復する時に起こりがちなコト」について書いていきます。
さて早速ですが、あなたは絶望したことがありますか???
誰でも、自分の願い叶わずで絶望したという経験はあるのではないでしょうか。
絶望って、イヤな感覚ですよね。
それはもう、早く抜け出したいと思いますよね。
大切なものを失った
やりたいことができなかった
自分の信じているものが崩壊した
正しさが通らなかった
仕事で大きなミスをした
大事な勝負に負けた
社会との繋がりを失った
こういう喪失体験をした時、自分はダメだと思い知り、絶望を感じることが多いのではないかと思います。
わたしの体験でいうと、息子がお腹の中で亡くなったと知らされた時がそうでした。
わが子の心臓が止まる。。。
あの時わたし自身も1度死んだ、と思うほどの圧倒的な絶望体験でした。。。
その極限の状態で陣痛を迎え、産声の喜びどころか別れを味わう出産、出産の次の日にはわが子を自分の手で棺へと入れ、そのまま火葬場へと向かわないといけない。
その後、人生の中で味わう最も苦しい時間が永遠と続く感覚。
今、思い返しても、自分を褒めてあげたいくらいによく乗り越えたなぁと思います。
絶望の最中、自分自身が感じている感覚についてわざわざ知ろうとはなかなかしませんよね。
それでもその絶望の中、自分自身が感じている感覚って人それぞれあると思うんです。
自分自身と共に日常生活も失い、絶望真っ只中のわたしがずっと感じていた感覚。。。
それは、劣等感でした。
絶望体験では、悲しみや痛みやつらさは認識されやすい感情ではありますが、この劣等感も大きく感じる感覚ではないかと思います。
今までは、努力と根性で色々なものを乗り越えてきたわたしが、泣いても叫んでもどうにもならない息子の命の重さを目の当たりにして、
息子の命を守れなかった自分。。。
元気な赤ちゃんを産めなかった自分。。。
どうして自分だけがこんな目に。。。
という思いでいっぱいになり、どうにもすることができない自分に大きな劣等感を感じていました。
ただその劣等感を避けてかわしながら、落ち込んだり泣いたりして日々を消化していくんですね。
劣等感には納得できる答えがなく、感じたところで自分をみじめにしたりするので避けるのは当然とも言えます。
劣等感を避けながら、それでも少しずつ少しずつ日常に戻れるようになる時は訪れます。
すると慌てて何とかそれまでの絶望に値する幸せを取り戻したくなっていきます。
命は有限
命は儚い
命は尊い
だから急いで見つけないといけない。
命は脆く儚くもあるから、自分もいつ失うか分からない。
息子の命と同じくらいの輝きを、すぐに自分の人生に取り戻さないといけない!
子どものために。。。
子どもがその道を照らしてくれる。。。
だから、その道を邁進したらいい。。。
と、盲目的に何か生きる意味を見つけようとしたり、自分の絶望体験を何かに活かせないかと考えたりします。
周りから見るとこの状態の時って落ち着きを取り戻し、徐々に回復に向かい、人生の新たな目標まで見つけたように見えるかもしれませんね。
周りの人も、そんな本人の様子を見て安心することも増えていくと思います。
自分に起きた絶望経験を前向きに捉えて、また人生を歩んでいこうとしているように見えるからです。
ただ、これって。。。
自分の人生を子どもに預けようとしているんですね。
自分の味わった劣等感を、壮絶な体験をした自分は特別な存在なんだと思うことで自分を守り、保とうとしているんです。
これが絶望からの回復の時に起こりやすい「偽りの前向き」だと思います。
自分の劣等感を感じたくなくて、優越感へとすり替えるんです。
回復を始めた時に、劣等感を覆い隠すために
人とは違う自分
特別な自分
選ばれた自分
という優越感で立ち直ろうとするんです。
その優越感は、劣等感を隠すどころかより存在感を増すことになってしまいます。
そしてその劣等感は、もともと子どもの頃から自分がずっと隠し持っていた感覚で、成長してからの絶望体験で初めて味わう感覚ではないと思います。
絶望を経験したことにより、ありありと思い出してしまった知っている感覚ではないでしょうか。
実際にわたし自身、
超えられる人にしかその壁はやって来ない
とか、
子どもを亡くす体験をする人は、その子に選ばれ認められた証でもある
とか、
どん底を味わったら、あとはもう幸せしかやってこない
とか、
そのような、「選ばれし者」的な言葉に救われた時期もありましたし、そのおかげで自分を保てた時期もありました。
これは絶望体験の真っ只中なら必要かもしれません。
でも、自分が少しずつ立ち直っていこうとしている時に
自分を大きく見せること
誰かに認めてもらうこと
成長した自分を見せつけること
をやろうとすると、どんどん自分自身から意識が離れていってしまうんです。
わたしと同じケースでないにしても、劣等感を優越感にすり替えて乗り切ろうとする場面は、とても多くあるように思います。
ではなぜ、そんなにまでして劣等感を隠さないといけないんでしょうか???
ええ。。。
どうしても感じたくない感覚だからですよね。。。
もしかすると、あなたは小さい頃に
あの子はできるのにアナタはできない
あの子みたいだったらいいのに
そんなことでは恥ずかしい
等と誰かと比較されて自分をダメだと否定するような経験がなかったでしょうか???
その時の
みじめで
悲しくて
つらくて
居なくなってしまいそうな
自分の気持ちを抱えたまま、閉じ込めてはいないでしょうか???
あなたは
自分の価値を失ったままではありませんか???
自分の価値を失ってしまうと、自分に価値があることを周りから認めてもらわないといけなくなります。
認めてもらうには、努力が必要です。
努力をして劣等感さえ無くせばいいかというと、そうでもありません。
劣等感を持っていると、人の関心を自分に向けることができて、孤独にもならなくていいので、劣等感は持っていたいんです。
だけど劣等感だけでは苦しくて耐えられないから、周りの人から認めてもらうための特別な自分という優越感が必要なんです。
そうやって特別な自分を作り周りから認めてもらうことで、自分の価値を分かってくれなかった親へと仕返しをしているかもしれません。
どれだけステキな自分に変身しようとしても、握りしめている劣等感は消えないんです。
必要なのは特別な自分ではなく、誰でも起こり得る経験をした時にそれが自分に起こったこととして受け入れていけるかどうかだと思います。
自分に起こった絶望を、自分のこととして引き受けていけるかどうか。
誰かに預けるのでなく、自分を生きることを見つめていけるかどうか。
この自己肯定感こそ、絶望から回復していく時に必要な感覚です。
絶望し、そこから立ち上がる時。
その時こそ、
自分を信じられているか
自分を認められているか
自分の感じたものを受け入れられているか
が必要なのではないでしょうか。
自分で見つめていくことが、絶望からの回復に繋がっていきますよ。
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そんな、ひとりではできないことを仲間と共に見つめ、受け止めていくことで自分をたくさん知っていく、ぬくもりのコースです。
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結婚したくない!!!
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
またまたTwitterネタではありますが、少し前までは男性に多く見られた結婚したくない!発言でしたが、最近は女性も多くみられるようになりましたね。
そろそろ結婚しなくちゃ!と焦っていたひと昔前よりも、
「ずっと自由でいたい。」
「ひとりがラク!」
「結婚なんてめんどくさい!」
と結婚したくないと思っている女性が増えてきているようですね。
結婚し、子どもを産み、家族を支え。。。という価値観が大半のようではありますが、本音では自分だけで気楽に生きたいとも思っているんですね。
さて、今日はこの「結婚したくない!!!」という心理について書いていきます。
あなたはこんなことはありませんか?
- 結婚したくない
- 子どもを欲しくない
- 自分で仕事をして好きなことをしたい
- 縛られるのが嫌い
- 長生きしたいと思わない
- 親の老後が憂鬱
- 自分の自由な時間が欲しい
- 人生は喜びよりも苦痛が多い
- 将来のことを考えられない
自分の時間やお金は自由に使いたい!そう心から叫んでいるんです。
これだけ大きく自分の自由を願っているんですね。
だから、自分から自由を奪っていきそうな結婚とか子どもとか人間関係とかはとにかく煩わしくて避けたい!
だけど。。。
ずっとひとりぼっちなのも正直怖い。。。
自分の将来が不安で怖いから、長生きせずに好きなことだけやって死にたいと願ってしまうんです。
<本当の問題は何か?>
この少しばかり刹那的にも見える生き方の本当の問題は、自由でないことです。
これだけ自分の自由が欲しくて、自由を望み、自由を選んでいるようで。。。
本当は自由ではないんです。
やっている行動や行為は自由に見えても、心が自由ではないんです。
ここにトラウマや愛着の問題が潜んでいるんです。
自由になりたくて仕方がない時、それは自分がとても不自由な時でもあります。
何が不自由なんでしょうか???
その正体は
生きていくことに対する不自由さ、
生きづらさを抱える苦しみ、
ではないでしょうか。
自分の生きている世界が不自由で、いいものだと感じることができない。
これって、周りの人が幼い頃のあなたをどのように扱ってきたのかという感覚でもあります。
誰よりも大切にされたかった親から、自分を愛してもらえなかったと感じてしまったら、自分の生きている世界や、自分自身という存在をいいものとして感じることはできません。
自分に生きる価値はないと感じた経験をしたなら、それは大きなトラウマになります。
人はお世話をしてもらうだけでは生きてはいけません。
人が豊かに育つには、心と心の交流が欠かせません。
それが安心の土台になっていくからです。
ところがその安心の土台がないと、生きることが不安で怖くてしかたがありません。
何かの安心に掴まりたくて、周りから愛してもらうことに必死になります。
愛してもらうために
人の期待に応えて
人を喜ばせて
人を満足させて
自分という人間を無くします。
愛してもらうために、誰かのために生きるようになっていくんです。
誰かのために生き続ける人生、これを続ける限り自分に自由は訪れるでしょうか???
<このまま続くとどうなるか>
誰かのため、とはあなたの幼少期に1番大切だった両親であることが多いんです。
常に親のために生きているのですから、また新たに誰かの世話をするなんて苦痛でしかありません。
結婚をしてもすぐに離婚したり、子どもを産んでもどう扱っていいか分からず、とにかく早くわが子から離れたくなったりします。
そうすることで、
親を見れたり
家事に手を抜けたり
面倒な人間関係から逃れられたり
するからです。
でも、その反面ずっと孤独を抱えてしまいます。
生きづらさと絶望、自己否定を抱えながら自分の人生の長期的な展望を抱けるはずがないんです。
ひどい場合になると、原因不明の病気や、鬱や依存症など身体的にも精神的にも症状が出たりすることさえあります。
<解決に向けて>
自分の心が自由を求めている、そう気がついたなら自分の心の叫びにも気がつけると思います。
もう、自分のために生きたい!!!
それがあなたの本音ではないでしょうか。
どれだけその本音を何かや誰かで紛らわそうとしても、心からの満足は得られません。
欲しかったんです、愛する人との心と心のやりとりが。
愛着って、ぬくもりの感覚です。
ありのままの相手を愛せない
ありのままの子どもを愛せない
それは、
ありのままの自分を愛せない
ということなんです。
結婚や子どもが、あなたの自由を奪っていく訳ではないんです。
あなたがあなたの自由を奪ってしまっているんです。
今までの自分が、何を我慢し、抑え、無くしてきたのかを見ていくことで、この問題は解決へと向かっていきますよ。
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ひとりでは築くことができない人間関係。
今まで自分の中に押さえ込んできた怖さや痛み。
そんな、ひとりではできないことを仲間と共に見つめ、受け止めていくことで自分をたくさん知っていく、ぬくもりのコースです。
もちろん楽しいことばかりではないけれど、だからこそひとりじゃないと感じることができる
この基礎コース。
自分の中にある、
つらさ
悲しみ
痛み
苦しみ
怒り
怖さ
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自分を感じられない。。。
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
先日、Twitterで
「相手の感情を感じると、自分が相手の感情に引っ張られて、飲み込まれて振り回されてしまう。。。
だから、できるだけ人と感情の交流をしないようにしている。」
というような投稿を見かけたんです。
自分という存在を守るために、人との感情の交流を避けないといけない。
人と関わっていると、自分という存在を感じられなくなってしまう。
それって、すごくつらくないですか???
今日はそんな「自分を感じられない。。。」というテーマで書いていきます。
あなたはこんな事はありませんか???
- いつも困っている人が寄ってくる
- できないことがあるのが怖い
- 自分の気持ちを感じられなかったり、考えられない
- 相手の話の聞き役になってばかりいる
- 人と長い時間過ごすと疲れてしまう
- 色々なことをちゃんとできるが生きづらい
本来、自分のことが分かるからこそ相手のことも分かるものなのですが、相手を理解することで自分がいっぱいになってしまい、自分が何を感じ、考えているのか分からなくなってしまっているんです。
相手次第で自分の状態も変わってしまうので、いつも気にかけているのは相手のことになってしまい、自分のことどころではないんです。
相手が落ち着いていたり、穏やかであることが安心なので、相手の欲求を満たすことが最優先となります。
相手のことばかり考えすぎてつらくなるなら、もう全て自分のことに集中してしまえばいいじゃないか!と思うかもしれませんが、自分に意識を向けるだけではこの問題は解決しないんです。。。
<本当の問題は何か?>
自分を感じられないことの問題は、境界線の問題にあります。
境界線とは、その名のごとく自分と相手を区別するその境目。
この境界線がはっきりしていないと、自分の感情と相手の感情が自分の中で混在してしまいます。
そして
相手のことを全て理解しないといけない
相手の感情をお世話しないといけないと言う思い込みも抱えていきます。
これは、幼少期から自分という存在について
愛されたり
大切にされたり
関心を向けてきてもらっていない
という事でもあるんです。
「自分を知る」ということをずっとさせてきてもらっておらず、母親から自分と同じように感じ、同じように行動することを求められてきていることが多いのです。
子どもは親の欲求を満たすために存在していて、子どもが自分自身の欲求を感じて表現することは悪だと信じ込んできたんです。
その状態がずっと続くと、
相手の望みに応えて自分自身は捨てろ、そのために自分は存在するのだ、という思いを強めていきます。
欲求や感情そのものを感じる自分はダメなんだ、ありのままの自分は価値がない、と自分を感じられなくなっていきます。
なので、感じられないと言いながらも自分を感じるのが怖いんです。
<このまま続くとどうなるか>
このまま大人になり、自分を知る機会ができたとしても、人との境界線が引けていないと自分を分かったり自分を知ることをしなくなります。
そのままの自分に価値を感じられないので、
自分なんて、
居ても居なくてもいい
ここに居てはいけない
と自己否定が根っこの人生になっていきます。
そして、自分を知ってしまうと自分の道を進まないといけなくなり、自己否定が土台の自分にひとりで生きていく力などないんだ、と不安や恐怖でいっぱいになってしまい、感じたくないのです。
誰かに従うことで安心し、その指示をしてくれる人がいないとどうしていいか分からないし、考えられないんです。
相手のことを自分のことのように取り込んで、自分の人生なのにいつも周りが基準になってしまいます。
境界線がないということは、
自分の価値がない
自分の存在を認めてもらえない
という常に見捨てられている恐怖を感じているという状態でもあります。
自分を感じると、この恐怖や痛みが自己否定と共に襲ってくるので、ずっと相手に自分の領域に侵入させて、その痛みから逃れていくんです。
そしてより一層、自分のことを分からなくさせていってしまいます。。。
<解決に向けて>
自分と相手の間に境界線を引く。
でも、こうすることが相手との関係やつながりが切れてしまうことのように思い怖くてできない。
誰かに従っていないと、誰かのように生きないと、孤独になり、嫌われ、生きていけなくなってしまう。
それが怖くてたまらないんです。
なので自分が、誰から責められ、どんな否定を感じてきたのか。。。
そうすると、自分は何をしないといけないと思ったのか。。。
自分を感じながら生きると、自分の存在が消えてしまう。。。
そして、自分を感じないように自分を抑え込まないといけない。。。
自分をそこまで無理させてでも、頑張らないといけないことは何だったのか???
母親に受け入れてもらうため、
否定を恐れながら、
頑張り続けてきた自分の心にある不安や恐怖がそこにはあったんです。
それがつらくて苦しくて、もがいている自分の声を聞いてあげませんか???
自分を感じられない時ほど、自分を知る怖さ、どんな感情を感じることを避け続けてきたのか、を見ていくことが解決へと繋がっていきますよ。
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自分の中にある、
つらさ
悲しみ
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苦しみ
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怒りが抑えられない 〜どうにもできない怒り〜
福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。
最近、Twitterなどでお店の方やお店の方の家族の方からのツイートを見る機会が多くあったんです。
店の品薄状態や咳を1回しただけで怒鳴られたり、怒りを露わにされることがあるとの内容でした。
誰のせいだとも言えない時こそ、自分本来の姿というものも露わになりますよね。
どうにもならないこと、分かっていても怒りが抑えられない。。。
自分の思うようにならないとイライラが止まらなくなる。
自分の感情がコントロールできなくて怖い。
なんとなく、日本では怒りを出す人と言うのは大人げない、未熟である、という感覚があって怒りをなんとかコントロールしたいという方って多いですよね。
そもそも怒りは自分を守るための大切な感情です。
怒りを感じるのは、自分が今困っていると感じている時でもあるんです。
それを適切に表現できていない状態とも言えます
今日はそんな怒りについて。
「怒りが抑えられない 〜どうにもできない怒り〜」
というテーマで書いていきます。
あなたはこんな感覚はないですか?
いい人を止められない
人の頼みを断れない
一度怒り出すと怒りが止められない
人の言動で傷つきやすい
安心感を感じられない
思うようにならないとイライラする
人からの攻撃を受けやすい
このようなことが積み重なっていくと、常に心が我慢した状態になるので、それは些細な事でも一度怒り出すと止まらなくなってしまいますよね。
いつも心の中で、答えの出ない「なぜ?」「どうして?」という葛藤を抱えているので、いつも怒りを抑えつけることに力が注がれています。
ひとつのキッカケでその限界を超えてしまい、全ての怒りが爆発してしまうんです。
では、我慢する力と怒りのコントロールを身につけたらこの問題は解決するのか?というと実はそうではないんです。。。
<本当の問題は何か?>
この真の問題は、怒りを抑えられないことではなく、怒りで抑え続けている恐怖です。
ずっと我慢している恐怖があるんです。
特別な存在に対して、いつも我慢をして自分という存在よりもその相手を優先してきた。
ありのままの自分を愛してくれないその相手に対して
「こんなに頑張ってるのに分かってよ!」
「どうして愛してくれないの!」
という心の叫びなんです。
その自分への不当な扱いに対してイヤだ!が言えていないんです。
言うとその大切な人との関係を失ってしまうと感じていて、そうすると愛されていない自分に気がついてしまうという、とんでもない恐怖かあるからです。
受け止めてほしいと求めると、裏切られて失ってしまう。
誰も自分を愛してくれない、という恐ろしい絶望があるからです。
自分の怒りを感じて、自分の怒りを表現することは、恐怖と絶望を感じてしまう。
怖さや絶望を常に感じているので、何とか感じなくていいように怒りを抑え続けますが、自分の中で安心できる相手に出会うと、その安心感で今まで押さえつけてきた、隠し続けてきた怒りが吹き出してきてしまうんです。
<このまま続けるとどうなるか?>
家族や親しい間柄の人に対して、常にイライラや不満を感じ関係性が不安定なものになっていきます。
夫婦関係、親子関係、友人関係など全てにおいて安心できないのでいつも何かしらのトラブルを抱え続けてしまいます。
自分の本音を隠しながら、怒りをごまかすために安心することをせず、怒りをいつも抱え続けていく人生になってしまいます。
怒りをガマンできずに爆発させてしまったら、もう人間関係もそれと同時に終わってしまう。。。
怖さを抱えながら、怒りを抑え続けることでしか人と繋がらなくなっていってしまうんです。
<解決に向けて>
怒りを抑えることができない。それはあなたの人間性や弱さ強さの問題ではありません。
あなたの中でずっと
わかってくれないと感じ愛してもらえない怖さを感じてきた相手に対して、
分かろう、
愛してもらえるように愛そう、
と努力してきた結果でもあります。
怒りをコントロールするのではなく、怒りの感情の根本を見ていく。
怒りという感情を表現することに対する恐怖。
そして、ありのままを愛されていない絶望。
誰に感じ、誰に分かって欲しかったのか、そこを丁寧に見ていくことが解決につながっていきますよ。
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ひとりでは築くことができない人間関係。
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そんな、ひとりではできないことを仲間と共に見つめ、受け止めていくことで自分をたくさん知っていく、ぬくもりのコースです。
もちろん楽しいことばかりではないけれど、だからこそひとりじゃないと感じることができるこの基礎コース。
自分の中にある、
つらさ
悲しみ
痛み
苦しみ
怒り
怖さ
共に助け合って感じていく空間がここにあります。