生きるのがつらい毎日に、心が安心して帰る場所を   

福岡 心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー) 前田 ひとみ

自分を感じられない。。。

 

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

 

 

 

先日、Twitter

「相手の感情を感じると、自分が相手の感情に引っ張られて、飲み込まれて振り回されてしまう。。。

 

 

 

だから、できるだけ人と感情の交流をしないようにしている。」

 

 

 

というような投稿を見かけたんです。

 

 

 

自分という存在を守るために、人との感情の交流を避けないといけない。

 

 

 

人と関わっていると、自分という存在を感じられなくなってしまう。

 

 

 

それって、すごくつらくないですか???

 

 

 

今日はそんな「自分を感じられない。。。」というテーマで書いていきます。

 

 

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あなたはこんな事はありませんか???

 

  • いつも困っている人が寄ってくる
  • できないことがあるのが怖い
  • 自分の気持ちを感じられなかったり、考えられない
  • 相手の話の聞き役になってばかりいる
  • 人と長い時間過ごすと疲れてしまう
  • 色々なことをちゃんとできるが生きづらい

 



本来、自分のことが分かるからこそ相手のことも分かるものなのですが、相手を理解することで自分がいっぱいになってしまい、自分が何を感じ、考えているのか分からなくなってしまっているんです。

 

 

 

相手次第で自分の状態も変わってしまうので、いつも気にかけているのは相手のことになってしまい、自分のことどころではないんです。

 

 

 

相手が落ち着いていたり、穏やかであることが安心なので、相手の欲求を満たすことが最優先となります。

 



相手のことばかり考えすぎてつらくなるなら、もう全て自分のことに集中してしまえばいいじゃないか!と思うかもしれませんが、自分に意識を向けるだけではこの問題は解決しないんです。。。

 

 

 

<本当の問題は何か?>

 

自分を感じられないことの問題は、境界線の問題にあります。

 



境界線とは、その名のごとく自分と相手を区別するその境目。

 

 

 

この境界線がはっきりしていないと、自分の感情と相手の感情が自分の中で混在してしまいます。

 



そして
相手のことを全て理解しないといけない
相手の感情をお世話しないといけないと言う思い込みも抱えていきます。

 

 

 

これは、幼少期から自分という存在について

愛されたり
大切にされたり

関心を向けてきてもらっていない

という事でもあるんです。

 

 

 

「自分を知る」ということをずっとさせてきてもらっておらず、母親から自分と同じように感じ、同じように行動することを求められてきていることが多いのです。

 

 

 

子どもは親の欲求を満たすために存在していて、子どもが自分自身の欲求を感じて表現することは悪だと信じ込んできたんです。

 

 

 

その状態がずっと続くと、

相手の望みに応えて自分自身は捨てろ、そのために自分は存在するのだ、という思いを強めていきます。

 

 

 

欲求や感情そのものを感じる自分はダメなんだ、ありのままの自分は価値がない、と自分を感じられなくなっていきます。

 

 

なので、感じられないと言いながらも自分を感じるのが怖いんです。

 

 

 

<このまま続くとどうなるか>

 

このまま大人になり、自分を知る機会ができたとしても、人との境界線が引けていないと自分を分かったり自分を知ることをしなくなります。

 

 

そのままの自分に価値を感じられないので、

自分なんて、

居ても居なくてもいい

ここに居てはいけない

と自己否定が根っこの人生になっていきます。

 

 

 

 

そして、自分を知ってしまうと自分の道を進まないといけなくなり、自己否定が土台の自分にひとりで生きていく力などないんだ、と不安や恐怖でいっぱいになってしまい、感じたくないのです。

 

 

 

誰かに従うことで安心し、その指示をしてくれる人がいないとどうしていいか分からないし、考えられないんです。

 

 

 

相手のことを自分のことのように取り込んで、自分の人生なのにいつも周りが基準になってしまいます。

 

 

 

 

境界線がないということは、

自分の価値がない

自分の存在を認めてもらえない

という常に見捨てられている恐怖を感じているという状態でもあります。

 

 

 

自分を感じると、この恐怖や痛みが自己否定と共に襲ってくるので、ずっと相手に自分の領域に侵入させて、その痛みから逃れていくんです。

 

 

そしてより一層、自分のことを分からなくさせていってしまいます。。。

 

 

<解決に向けて>

 

自分と相手の間に境界線を引く。

 

 

 

でも、こうすることが相手との関係やつながりが切れてしまうことのように思い怖くてできない。

 

 

 

誰かに従っていないと、誰かのように生きないと、孤独になり、嫌われ、生きていけなくなってしまう。

 

 

 

それが怖くてたまらないんです。

 

 

 

なので自分が、誰から責められ、どんな否定を感じてきたのか。。。

 

 

 

そうすると、自分は何をしないといけないと思ったのか。。。

 

 

 

自分を感じながら生きると、自分の存在が消えてしまう。。。

 

 

 

そして、自分を感じないように自分を抑え込まないといけない。。。

 

 

 

自分をそこまで無理させてでも、頑張らないといけないことは何だったのか???

 

 

 

 

母親に受け入れてもらうため、

否定を恐れながら、

頑張り続けてきた自分の心にある不安や恐怖がそこにはあったんです。

 

 

 

それがつらくて苦しくて、もがいている自分の声を聞いてあげませんか???

 

 

 

自分を感じられない時ほど、自分を知る怖さ、どんな感情を感じることを避け続けてきたのか、を見ていくことが解決へと繋がっていきますよ。

 

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