生きるのがつらい毎日に、心が安心して帰る場所を   

福岡 心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー) 前田 ひとみ

いい湯だな♪~でも、1度入ると出られない「あなたのためよ温泉♨」

こんにちは。

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

逃げる2月、あっという間にもう終わりますね。

寒さも少しだけ、和らいできましたね。

もうすぐ春がやってきますね。

少し暖かくなってくるということは。。。。。

やって来ますね、アイツの季節。。。。。

スギの花の粉が飛び始めましたね( ノД`)

全くー、かゆいんだってばよー!!!

もうー、くしゃみが出まくるってばよー!!!

ひぃー、鼻汁噴射しちゃうってばよー!!!

オマエ、姿が見えたら目玉洗ってやるからなー!!!!!

注:只今、怒りに身を任せて、ブログ内で不適切な表現がありましたことを田沢湖より深くお詫び申し上げます。

田沢湖は、日本で1番深い湖♪)

スギカフンニモマケズ、本日のブログいってみましょう!

今日は、『いい湯だな♪~でも1度入ったら出られない「あなたのためよ温泉♨』です。

この時期の名物とでも言うのでしょうか。

先日、温泉入浴しているサルの様子が放送されていました。

温泉サル

雪がチラチラと舞う中、何とも気持ちよさそうな表情を浮かべて入浴するサル達。

思わず、いい湯だな♪とこちらが歌いそうになります。

それでも、どんなに気持ちよくてもサル達も1日中入浴しているワケではありません。

そりゃあもう、温泉ですから身体の芯からポカポカです。

熱くなると温泉の外に出ます。

ですが、やはり外は冬景色ということで、すぐにまた寒くなります。

そしてまた、いい湯だな♪と入浴する極楽ループです。

ほほえましく観光客も見守るワケえすが、ふと思ったことはありませんか?

あれ?

これ、夏はどうなるの?と。

サルも暑いし、温泉入らなくね?と。

な、な、なんと!(ちょっとラ・ラ・ランドみたいに言ってみました。。。)

夏は、温泉の中にお米が撒かれているそうです。

(全ての所がそうしていることではないと思います。)

熱くても温泉の中にはお米があるので、それを目指してサル達は温泉の中に入っていくんですね。

経営側も、サルが温泉に入ってくれれば観光客は喜ぶし、サルも温泉から離れなけれはエサにありつけます。

観光地ではめでたしめでたし。。。でも、これが家庭で起こっていたらどうなるでしょうか。。。

この、出たいと思っても離れることができない地獄の温泉が。。。。。

しかも、親子関係で。。。。。

えええええっっっっっ!!!!!

吠えるサル

共依存という言葉を聞いたことがありませんか?

愛情と言う名前を借りた「支配コントロール」のことを言います。

買い物や飲酒など、物や行為だと何に依存しているのか分かりやすいと思います。

では、共依存とは、何に依存しているんでしょうか。

共依存とは、人や人間関係に依存している状態です。

人と人との関係において、支配する・されるという関係を築きます。

え?

支配するとかされるとか、そんなのイヤやし!と思ったアナタ!!!

そうですよね。

人間関係において、対等であるのは心地よくても、上下関係しか保てないのはしんどいですよね。

だから、しんどいならしなくていいんです。

なのになぜ、共依存の関係は存在するのか?

先ほどのサルでいうと、お米というエサをもらえるからです。

経営者は観光客を集めることができます。

お互いにとって、やめたいと言いつつも、大きな利益があるんですね。

では、親子関係ではどうでしょうか?

母親からすると、母親として子どものお世話をする。

これ自体は何も問題あることではありません。

何が問題になるのかと言うと、「お世話をしている時の母親の感情」です。

母親が不安寂しさ苦しさ辛さなど、不足不満を抱えたまま子どもに向かうと、子どもに求めるものが大きく大きく莫大になっていきます。

過保護、過干渉とも言われますね。

子どもに対し、お世話をすることで支配し、子どものチカラを奪っていきます。

子どもが温泉から出て離れようとしようものなら、「もうお米はあげないから!」と怒り出したり、「あら?もう入らないの?」と寂しそうに、恨めしそうに見つめる。。。

この、「あなたのためよ温泉♨」は、母親が何より自分が愛されたいという気持ちの表れでもあります。

自分で自分を愛すること、大切にすること、慈しむことができないから、子どもを愛し、大切に(と本人が思い込んでいる支配)することで、子どもから愛をもらおうとしているんですね。

なので、母親自身がまず自分が満たされない思いを抱えていることに気が付くのが大切です。

その想いは、子どもにではなく、本当は誰に向けた想いであったのか。

じっくりと感じてみてほしいと思います。

そこから、自分の帰る場所を築きなおしたらいいんです。

では。。。。。。。。。

子どもの方では、何が起こっているんでしょうか。

子どもは、母親からずっと自分であることを止められています

「あなたのためよ」というお世話をずっとされるということは、

このままのアナタでは安心できない。

このままのアナタでは信用できない。

というメッセージをずっともらっている状態です。

なので、このままの自分では愛されないと思っています。

母親の期待に応えられない自分を責めるんですね。

自分のことより、母親をまず優先する。

そうすることで、家族の中で適応することができたんです。

そうしないと、自分の生死に関わってしまいます。

実際は、母親でなく、母親の依存状態を支えているんです。

それをするのは、あるんです。。。。。

子どもにも利得が。。。。。

ショックのシーサー

つらいことに耐えるのは、報酬が手に入るからです。

その報酬は、自立しなくていいということ。

自分の人生を背負わずに、人におんぶしてもらえる心地よさが手に入り、楽ちんなんです。

でもその代償は大きく、自分で生きるチカラや自分で考えるチカラを捨ててしまいます。

それでは、生きることがつらくなります。

自分ではない、誰か他の人の人生を生きることが共依存なんです。

だから互いにその手が離れてしまうのは、大きな痛手なんですね。

支配する方は、自分の思いどりに愛してもらえる。

支配される方は、自分と向き合わなくていい。

2人共、自分を生きるのが怖いんですね。

菜の花

この「あなたのためよ温泉♨」から出るにはどうしたらいいんでしょうか。

まずは、自分から自分のシアワセを考えることです。

相手のためや、相手を想ってではなく、自分のために生きることを自分の頭で考える。

だからこそ、自分の帰る場所は自分のところにないといけないんです。

帰る場所がないと、行ってきますと出ていくことはできません。

自分以外の誰かに求めると、その誰かが居なくなった時に帰る場所も同時に消えてしまいます。

帰る場所は自分の中に持ち、育み、定着していくことが絶対に必要です。

助けを求め、自分の気持ちを表現し、自分のために行動する。

自分が自分の人生を生きると決めた時こそ、自分自身の本当の自立の道が始まります。

自分が本当に求めているもの。

それは自分でなきゃ分からないですもんね!!!

自立とは、親の監督下から出て、自分の人生を生きること。

自分の求めていたものを感じ、自分の人生を歩いていきましょう(*´꒳`*)

興味を持ったり、フォローしてもらえると最高です(*´▽`*)

小躍りしながら、富士山より高く喜びます♪

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