不安という妄想
こんにちは。
福岡の心理セラピスト（リトリーブサイコセラピー）の前田 ひとみです。
蚊がいるんです。。。
蚊が居やがるんです。。。。。。
家に！！！
11月なのに！！！
寝ていたら、あの耳元プーンに襲われたんです。。。
次の日、血眼で探し当ててパチコン叩いたんですが、まだ居やがるんです。。。
ヤバイ。。。
何かしらの対策を取らねば！！！
夜な夜な蚊の恐怖に慄きながら、対策を練る日々なのであります。。。
さて、今回は「不安という妄想」というテーマで書いていきます。
（注：先ほどの蚊は妄想ではありません。。。）
不安な時ってイヤですよね。
怖いし、モヤモヤするし、落ち着かない。
ある程度の不安感は、危険から身を守るために必要なのもです。
でも、
いつも心配事で心がいっぱい
あの人に嫌われたらどうしよう、とそのことしか考えられない
これから先のことを考えると不安が止まらない
不安が続いて眠れない
そのことを考えただけで頭痛がして物事に集中できない
休みの日なのに休めない
そんな状態がずっと続くと困ってしまいますよね。
でも、その不安が自分が作り出した妄想だとしたら？？？
そんなの、なかなか信じられませんよね。
不安で自分の心がいっぱいの時、あなたはどうしているでしょうか。
その場でじっと立ち止まっているでしょうか。
これ。。。。。
実は、じっとできずに動いてしまうことが多いのではないかと思います。
不安をひとりで抱えきれずに、避けるために動くんです。
何かができる自分には価値がある。
何かができない自分には価値がない。
この感覚があるから、できない自分にならないように動いて頑張って努力するんです。
認められるように
受け入れてもらえるように
愛されるように
頑張り続けていくんです。
でも、ずっとがんばり続けることはつらいし苦しいですよね。
だから、
もういいや。。。
自分は自分。。。
価値はもともとあるんだから。。。
などと言い聞かせて自分に価値を見出して、一瞬はラクになったような気持ちになって不安から逃れられたようになれます。
でも、またしばらくすると不安になってきます。
逃れても逃れても、また不安を作っていきます。
安心すると不安を感じてしまう。。。
どうしてでしょうか？？？
これって安心を感じると、都合が悪いということです。
ダメで価値の無い自分でいないと、愛されないと思っているから。。。
だから、常に不安でいたい。
不安でいれば、
守ってもらうことが許される
何かにつかまってもいい
誰かが助けてくれる
こんないいことがあったりします。
だから、
不安でいたいし
困っていたいし
ダメでいたいんです。。。
自分を不安にさせておけば、
自分はいらない存在
価値の無い存在
愛されない存在
という本当の絶望を感じなくていいんです。。。
人間、本当の問題ほど見たくないものです。
だから自分の絶望を感じないように、不安という妄想を作り出してその中にいれば、不安だけど安心なんです。
でも、それって生きるのがつらくなります。
何かができてもできなくても
自分という存在に価値はある
その価値を決めるのは他の誰かではありません。
この価値を周りの誰かからもらおうとするから不安になります。
自分の価値を決めるのは、自分。
不安の中にいる安心
ダメな自分でいる安心
慣れた場所ほど、人間は安心を感じます。
そんなのイヤだ！
そう思ったなら。。。
本当は自分に価値がないんだと
怯えている自分
怖かった自分
絶望している自分を
認めてあげませんか？
受け入れてあげませんか？
ひとりでやらなくていいんです。
助けてもらいながら
癒していきながら
回復していきながら
自分の価値は、全部ひとりでやらなくても自分で創っていけるんですよ。
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