生きるのがつらい毎日に、心が安心して帰る場所を   

福岡 心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー) 前田 ひとみ

心残りは消えない。 〜執着を持っていたい〜

こんにちは。

 

 

 

福岡の心理セラピスト(リトリーブサイコセラピー)の前田 ひとみです。

 

 

 

週末は、リトリーブサイコセラピー大阪基礎講座の予定でしたが、台風につき延期になりました。

 

 

 

しかーし、金曜日と月曜日は変わらず大阪での予定があったので、やはり今回も大阪府民に。。。

 

 

 

土曜日の台風の日は大人しくしておりましたが、日曜日はふと思い立って、CMの如く「そうだ!京都に行こう!」をしてみました。

 

 

 

前回京都に行ってからからしばらく間が空いていたんですが、以前に時間が遅くなり拝観時間に間に合わず入れなかった所へ、今回こそは行くのだ!!!と張り切って息巻いて鼻息荒くして行ってみました。

 

 

 

が!!!

 

 

 

行ってみると!!!

 

 

 

おや???

 

 

 

あれ???

 

 

なーんてこったい!!!

ここ、来たことあるやん。。。

と気がつきました( ̄◇ ̄;)

 

 

 

どうやら以前の、「拝観時間に間に合わなかった!」という思いだけが自分の中に残っていたようで、その後に行けた時の拝観できた♡という事実を忘れてしまっていたようです。。。

 

 

 

人ってネガティブな気持ちの方が残るものなんだなーと知ってはおりましたが。。。

まさかこんなにも未消化の思いの方しか残っていないなんて。。。と自分にびっくりしながら、しばしの京都を味わってきました♪

 

 

 

 

 

今日はそんな「消化不良の思い」、心残りについて。

「心残りは消えない。 〜執着を持っていたい〜」というテーマで書いていきます。

 

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心残り。

あの時、ああしておけばよかった。

どうしてあんな事をしてしまったのか。

もっとできたことがあったのに。

 

 

 

あなたは、そういった思いと共に、忘れられない出来事はありませんか?

 

 

 

忘れたくても忘れられない。

 

 

 

そんな執着とも言える状態。

 

 

 

これってとても痛いし、苦しいですよね。

 

 

 

人は、大きく心を動かされるような出来事に出会った時、その体験や相手を忘れられなくなります。

 

 

 

特に忘れられなくなるのが、別れたり、離れたり、戻れなかったり、願った結果にならなかったりした時です。

 

 

 

そういった自分の心が大きく傷ついてしまった時というのは、その苦しみと痛みで、相手のことを忘れられなくなって、ずっとその相手に執着したりします。

 

 

その時の、

傷ついた

苦しかった

分かってほしかった

受け入れてほしかった

愛してほしかった

助けてほしかった

 

 

という思いが、どこにも行き場がなく、自分に受け止めてもらえず、ずっと心の中で燻り続けているんです。

 

 

 

どれだけ抑え込んで消そうとしても、しようとすればするほど傷の存在が大きくなり、痛みと共に執着の炎は燃えていきます。

 

 

 

心残りの執着がずっと消えないのは、気持ちが完了していないからなんです。

 

 

 

だから、自分がどんな未完了の思いや傷を持っているのかに気がつくのは、自分が回復していくには必要なことです。

 

 

 

でもね。。。

 

 

 

心残りや執着は、持っていて気持ちのいいものではないのですが、持っているといいこともあるんです。。。

 

 

 

この一見イヤな心残りや執着を持っておけば、大きな動く力になります。

 

 

負けないように

ダメにならないように

誰かを見返すために

自分を動かす大きな力になるんです。

 

 

 

また、心残りや執着を手放したくない思いが強すぎる時は、

 

自分ひとりで生きるのが怖い

責任が重い

かわいそうでいれば誰かが助けてくれる

 

 

という思いが隠れていたりします。

 

 

 

その思い、その利得は、一体誰に向けたものだったでしょうか???

 

 

 

小さな頃、あなたが大切な人に感じた思いではなかったでしょうか???

 

 

 

両親に抱いていた思いではありませんでしたか???

 

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先日、観た映画で「何かを諦めないと幸せにはなれない」と言っていました。

 

 

 

わたしはそれを聞いて、何か、のところに親を当てはめました。

 

 

親を諦めないと幸せにはなれない。

 

 

 

それは、親という存在が自分にとって大切であることを諦めるのではありません。

 

 

親を愛する気持ちを諦めることでもありません。

 

 

 

親が変わってくれることを待ち続ける、その執着をあきらめないと、自分の人生を生きられないということなんだと思います。

 

 

 

そして。。。

何よりも。。。

 

 

 

 

親への執着を持っていれば、自分と向き合わないでいいんです。

 

 

 

 

心残りを、執着を、早く忘れてしまいたいと思いながらも、それを生きる力にしたり、自分と向き合わないために大切に握りしめておく。

 

 

 

それってどうでしょうか???

あなたが心から望んでいることでしょうか???

 

 

 

過去や未来のために生きるのではなく、今を生きましょう、とよく言われます。

 

 

 

わたしも、今を生きることはとても大切なことだと思います。

 

 

 

だからといって、その心残りや執着をただ忘れようとしても、それは無理だと思います。

 

 

 

 

過去の放ったらかしの傷や思いや、未来への不安が心残りや執着になっているのなら、今を生きることはとても難しくなります。

 

 

 

 

自分の親への未完了の思いに気がついたら、それは親にぶつけて親を変えることが完了することなのではなく、傷ついている自分に気がついて癒すことが完了なのだと思うんです。

 

 

 

過去からの傷や痛みの存在を自分が気がついて受け止めることで、心残りや執着は消化されていきます。

 

 

今までの生き方を変えるのは、怖い。

 

 

確かにそうです。

 

 

だからこそ、ひとりじゃないんです。

 

 

心残りや執着を持たずとも、大切なものは大切にしていけたらいいし、自分の今を生きていけたらいいですよね。

 

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<お知らせ>

 

 

 

只今、限定でモニターさんを募集しています!!!

 

 

わたしはこのリトリーブサイコセラピーで命を救われました。

 

 

 

それは、自分の喪失からの再生でした。

 

 

 

たくさんの失ったもので傷ついた心が回復していくよう、自分の精一杯でカウンセリング・心理セラピーをさせていただきます!!!

 

 

 

お申し込みは、こちらからどうぞ↓↓↓

 

 

 

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